放火魔
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『放火魔』とは、「放火」行為を繰り返す者のことをいう。
つまり、故意に火を放ち、火事やボヤを起こさせる者のことである。
近代社会においてだけでなく、人類の歴史のかなり古い時代からそれは、犯罪行為として裁かれる。
転じて、近代のネット社会において、「炎上」を起こさせるような言動や投稿をする者を『放火魔』と呼ぶ。
日本の法律
この記事を執筆している、2020年7月15日時点で、ネット上の放火行為を直接裁く法律は日本には無いが、
民法の定める不法行為などに該当する場合は、差止請求や損害賠償請求の対象となる。
また、例えば威力業務妨害罪や偽計業務妨害罪に該当したり、不正競争防止法に違反する行為であれば犯罪とみなされ、刑事罰の対象となる。
無自覚の放火
リアル世界の場合、無自覚な放火を行う場合は、睡眠時遊行症や解離性同一性障害などの精神病的な状態で無ければありえないと考えられるが、
ネットの中においては、病的な状態でなくとも、「無自覚」に放火をしてしまう者がいる。
その源泉は、「正義感」だったり「探究心」だったりするのだが、言葉の選び方を間違ったり、言い回しを間違ったりしてしまうことにより、「炎上」してしまうのである。
そして大抵は、その放火犯自身が、「自分が正しい」とか「自分は間違っていない」とかと思いこんでいるので始末が悪い。
それを誰かが指摘してしまえば、素直に聞き入れる可能性は著しく低いため、益々「炎上」してしまうのである。